レクサスHS250hでエンジン警告灯がつく原因は? 診断機で特定した件
中古のレクサスHS250hに乗っている、きみひこです。
先日ドライブ中にエンジン警告灯が点灯しました。
修理に持っていかなきゃ…!?と思いましたが、まずは自分で調査できないのかな?と思い、調べてみました。
診断機があれば自分でも状態を診断して、エラーの原因を特定できるとのこと。
診断機も数千円で買えるものがあるようでしたので、自分で診断することにしました。
レクサスHS250hでエンジン警告灯がつく原因は?
車には安全のために色々なセンサーが組み込まれており、センサーが異常を検知したときに警告灯が表示されます。
エンジン警告灯が点灯したということは、エンジンに関連するセンサーで異常を検知したということ。
エンジン警告灯に関連するエラーでいうと、具体的には以下のようなセンサーの異常検知が考えられます。
- O2センサー
- エアフローセンサー
- イグニッションセンサー
- アクセルポジションセンサー
- バッテリーセンサー
とくに多いケースが、O2センサーのエラーなんだそうで。
なるほど。うちの車は走行距離が10万キロを超えてるのと年数もそこそこなので、寿命はかなり疑わしい。
あと気になるのは、バッテリーセンサーですかね。
10ヵ月ほど前にバッテリーが上がったことがあって、ジャンプスターターで復帰したことがあり…、もしかすると何かしら影響があったのかと。
いや、もう寿命だとすると、そこそこ古いので全部怪しいんですけどね(苦笑)
とりあえず、仮説はこんなところにしておきます。(診断すれば分かることなので。)
レクサスHS250hでエンジン警告灯がつく原因は? 診断機を使えば自力で特定できる!
冒頭にも書きましたが、警告の原因となっているエラーの原因は、診断機を使えば誰でも特定できるのだそう。
僕はこれまで、バッテリー上がりへの対処をはじめ、補機バッテリーの交換、イモビライザーキーの電池交換、バックモニターの曇取りなどのメンテナンス対応など、色々と自力で解決してきました。
なので「さて、今回もやってみっか」と自然となりました(苦笑)
まずは診断機の入手からですね。具体的には、何がいいんだろうか。調べてみました。
とりあえずエラーの原因(意味)が何かしら特定できれば良くて、大げさな診断機は望みません。
調べた結果、良さげだったのが AutoLink AL319 という故障診断機です。
- 使っている人が多い(ネット上に事例が多い)
- 価格が安い
- 製品の評価も高い
以上の点から、即決しました。
レクサスHS250hでエンジン警告灯がつく原因は? 診断機の準備作業
購入した AL319 が到着! さっそく使っていきましょう!
さぁ車へ……、とその前に。
この診断機、言語が英語なんです。英語でも診断情報は掴めると思いますが、ただでさえ慣れない車の故障についての情報です。
できれば日本語で読みたい…。
調べた結果、少々手順が分かりにくいものの日本語化する方法があるとのことで、まずは日本語化にチャレンジすることに決定。
AL319 を日本語化する手順については以下にまとめました。まずはそちらを読んで、日本語化することをおすすめします。
レクサスHS250hでエンジン警告灯がつく原因は? 診断機を車に接続する
それでは AL319 を使って実際にエンジン警告灯の診断をしていきましょう!
…と、そのまえに1点だけ確認。
診断にはこの診断機についている ODB2 プラグを車に接続して診断します。
ODB2 プラグの差し込み口は、運転席前の右下のあたりにあります。(車種によって異なりますが、だいたいそのあたりにあるようです。)
それでは、運転席へゴー!
↑実際に車につなげた様子がこちらです。(右側の黒い線は診断機の影ですのでお間違えなく^^;)
ちなみに運転席に座ったままの接続はやりづらいと思います。(接続する部分が見えないので…。)
ドアを開けたまま、外に出た状態で、かがんだ状態で差し込むと良いと思いかも。
差し込みが完了すると、診断機の画面が自動的に点灯します。(エンジンがかかっていなくても点灯しました。)
レクサスHS250hでエンジン警告灯がつく原因は? 診断機を操作する
それでは診断機を操作していきましょう!
…といきたいところですが、その前にエンジンをかけてください。
↑↑エンジンをかけると、エンジン警告灯が点灯していることが確認できます。
エンジンをかけたら、診断機の操作をしていきます。(エンジンをかけずに操作を進めると、診断情報を取得できませんでした。)
まずは ODB2/EOBD という画面でENTERボタンを押します。
しばらくすると結果が出てから Control Module という画面になりました。Engine を選択してENTER。
診断メニュー(英語の場合は Diagnostic Menu)が表示されます。コードの読み込みのまま、ENTERを押します。
診断コードのスキャンが始まるので待ちます。。。
結果が表示されました。 P0136というコードが表示されました。
このように、英語と数字の文字列のエラーコードが表示されます。
日本語があるものの、ちょっと何言ってるかよく分からないですね、、、。
とはいえ、実はこの番号が重要で。この番号が分かれば、なんとかなります。
調べてみたのですが、以下のサイトがかなり良かったです。英語サイトですが他にロクなサイトが見つけられなかったので(笑)、、おすすめです。
obd-codes.comによると、P0136 は O2 Sensor Circuit Low Voltage (B1S2) ということで、O2センサーエラー(回路低電圧)ということが判明しました。
さらに詳しい説明は、ここでは割愛いたします。
診断機でエラーコードを消すこともできる
エラー内容を特定したあとですが。
エラーが出っぱなしというのも気分の良いものじゃないですよね…。
でも安心してください。この診断機の操作で、エラーコードを消してしまうことが出来ます。
つまりエンジン警告灯のランプを消すことが出来ます。
やってみましょう。
診断機でエラーコードを消す具体的手順
先ほどのエラー番号が表示された状態で、ENTERボタンを押すと診断メニューに戻ります。
戻ったらコード消去を選択してENTERを押してください。
本当にコードを消していい?と英語できかれます。(日本語化したのに英語ですね。まぁいいですけど。笑)
はいのままENTER。
DTCとフリーズフレームは失われます。続けますか?と聞かれます。はいのままENTER。
…しばらくすると、何かキーを押してください。という画面になります。
これでエラーコードの消去は完了です。
さて、結果は……?
…
……
はい! 消えました!!
おしまいに
今回、結果的に最もポピュラーなエラーで、少しホッとしました。
メインバッテリーの故障とかだと、どうしようと思っていたので……^^;
また、原因が分かるだけでもホッとするものですね。そういう意味でもこの診断機は良かったです。
エラーの消去をや診断後の対処はご自身の判断となりますが、基本的には近いうちに点検に出すことをおすすめいたします。(…としか僕からは言えません。ご理解ください。)
なお、今回は レクサスHS250h でしたが、車種によっては違うところが出てくる可能性はあります。そちらもご了承ください。
以上、参考になれば幸いです。