Googleの検索結果から楽天のコンテンツに移動しようとすると「楽天グローバルエクスプレス」が表示されてしまうのには理由があった
こんにちわ、きみひこです。
表題の件、かなり前からでしたが「楽天の新手の手法か?」などと思って、ずっと気に留めていませんでした。
ですが本日調べてみると、楽天側の仕業ではなさそうなことが判明(笑)
なぜこんなことが起きていたのか?を分かる範囲で書いておこうと思ったのが、今回の記事になります。
事象の説明
たぶん、この現象に遭遇していない人にとっては「なにそれ」って話だと思うので、例を出して事象の具体的な説明しようと思います。
たとえば、楽天ポイントカードが作成したいな~と思って「楽天ポイントカード 作成」で検索したとしよう。
検索結果はこんなかんじ。楽天ドメインの、「楽天ポイントカードは持っていて損なし!作り方から使い方まで」というリンクを見てみよう!としてクリックします。
遷移すると「楽天グローバルエキスプレス」が開きます。
え?なんで?ってかんじでしょう?(苦笑)
これって僕の環境だと、楽天のいろいろなページで起こります。
ちなみにブラウザはChromeだったのですが、Edgeだとどうでしょうか。試してみますね。
同じようにググって、検索結果を出して、「楽天ポイントカードは持っていて損なし!作り方から使い方まで」のリンクをクリック。
すると、楽天グローバルエキスプレスは開かずに、きちんと表示のリンク先が表示されました。
原因
結論から言いましょう。というか、完全には原因が判明していないので、こうしたら事象が解除されて、こうしたら事象が再発する、というところだけお伝えしますね。
Chromeのいくつかの特定の機能拡張を有効かつ固定にすると事象が発生します。
いくつかの特定のchrome機能拡張として、判明したものとしては以下の通り。
- AddToAny
- Blipshot
いずれも海外製の機能拡張と思われますが、前者はSNSシェア、後者はスクショのために便利に使っていた経緯があります。
これらツールがスパムウェアなのか?というところは現在の僕の分かる範囲では未知ですが、調べた範囲ではAddToAnyに関しては、SNSシェア時に広告を出すようになって一時期問題にはなっていたようですが、本事象とは直接関係性は無いようにも思われ、結果的に因果関係は不明です。
いずれにせよ確かなのは、Chromeの機能拡張が、本事象に何かしらの影響を及ぼしている、ということです。
ここがポイント:固定すると事象が発生する
ポイントとしては対象の機能拡張を有効にするだけでは本事象は発生しないということです。
有効かつ固定すると発生します。
固定って何?というと、Chromeブラウザの右上にアイコンとして表示させるという意味です。
機能拡張アイコンをクリックして表示されるメニュー上で、青いピンになっている項目が、固定化されている機能拡張になります。
固定を解除するには、固定化されたアイコン上で右クリックして、メニューから固定を解除を選びます。
テスト環境
テスト環境は以下の通りでした。
- Windows 10 Home
- chrome 85.0.4183.83(Official Build) (64 ビット)
おしまいに
結構長いあいだ、放置していた症状だったので、原因が少し特定できただけでも個人的には少し前進のような気がします。
Chromeに限らず機能拡張って何かしらが意図的に組み込まれることは、昔からあるので、すごく驚くとかそういうことは無いのですが、、めんどくさいなぁという感じですね。
以上、僕と同じような事象に遭遇され悩まされている方の何かしらの参考になれば幸いです。