やらないことリストを作った件

2019年5月26日

kimihikoです。

突然ですが、色々限界です。

何がって?

やりたいことがたくさんあるけど、やる時間がない。
だから限界。

「そんなの誰だってそうだよ」

そんな声が聞こえてきそうです。

社畜サラリーマンは時間無い
フリーランスこそ時間無い
主婦だって時間無い

学生だって…
赤ちゃんだって…

そうですね。そうですね。そうですね。

でも今日僕は
時間が無いから限界ですアピールをしたいわけではなく
時間が無くて忙しいからリア充なんですアピールをしたいわけでもないです。

「時間が無いのは時代がそうさせているのですよ、ふふふ(きもい)」

冗談はこれくらいにしておきますが、
…いや、冗談でもなくて、時代がそうさせてるのは確かです。

超情報社会が皆の時間を奪っている

これは事実だと思う。

みんな、情報を追ったり、摂取したり、発信したりで忙しくなっています。
(さらにここに僕の大好きなゲームも含めるなら、もっと忙しい)

そして、屁理屈を言うようで申し訳ないですが、
時間は無くなっていません。

時間は誰しも24時間平等に与えられているはずで、
これは昔から変わりませんし、これからも変わらない。

当たり前のことを並べ立てましたが、
冷静に見つめなおすためです。

やることが増えているのに時間の長さは変わっていない。

時間が無いと感じるようになるのは当たり前です。

時間を確保するために考えられる答えはただ一つだと思う。

なにをやらないか。

何をやらない?

人それぞれで正解は無いですが、

情報社会化による情報との付き合いで時間が無いなら、
情報の摂取や発信にかける時間を減らせばよい。

確かにそうですし、重要なことだと思います。

そしてこれで時間の問題を解決できる人は、
この記事をこれ以上読む必要はないかもしれません。

僕の場合はというと、情報の摂取や発信にかける時間の調整をしても
現実として、時間がありません。
(僕の場合、とくに情報の発信という点で
人より時間をかけているほうかもしれませんが…。)

そうした生活を送っていると、
自然と減ってくるのが睡眠です。

で、気が付いたら平日は3-4時間睡眠とか、
人として、生物としてどうなのか、という域に達しています。(笑)

睡眠が減る代わりに、夕食は栄養の良いものをとる!
ということでバランスをとっていたつもりではいましたが、
こんな生活、良好なわけないです。

体中は痛くなるし、思考力は低下しているはずです。
とくに僕はアラフォーですから20代と比べればスタミナもかなり減っていると思い、
いずれ大きな破綻が来ると思い始めました。

これではいけない。

きちんと戦略的に、やらないことを決めて、持ち時間を増やし、
睡眠時間を減らしすぎない事が重要
という結論に至りました。

時間をいろんなことに奪われがちな現代にとっては
【やらないことリスト】がめちゃくちゃ重要。そう強く思いはじめました。

やることリストってのは、よく聞くと思うんですが、
やらないことリストって、意外と(?)作らないですよね。

というわけで、やらないことリスト、作りますよ。

やらないことリストの作り方ですが、
ぶっちゃけなんでもいいと思う。(笑)

とはいえ、そんな物言いでは記事として書いてる意味もなくなるので
僕なりの方法をきちんと書いていきますね。

やらないことリストの作り方

まずはじめは単純に、
やりたいけど、やらないことにしてもいいかな、と思えることを
思いつくままリストアップしてみます。

例えば僕の場合はこんなかんじ。

【やらないことリスト】※思いつくまま
  • 要らないもんをメルカリに出す
  • 旅行の写真を整理してflickrにアップロードする
  • 旅行の写真を綺麗に加工する
  • 紙に書いた大量のメモを整理し直す
  • 歯医者に歯のクリーニングに行く
  • 人生を振り返る

内容は、出来る限り具体的がよいでしょう。

緊急性が無いものは後回しにする、といったかんじでしょうか。

歯医者のクリーニングを後回しにする、は
結構自分がとる方法なんですが、これをすると
目に見えるデメリットもあります。
口内環境の悪化です(笑)

とはいえ、やらないことを増やすことは犠牲もやむをえません。
何かをやらないことを増やすことは、何かを捨てることに同義です。
行動の断捨離、みたいなもんでしょうか。

つぎに、ちょっと段取りが必要になるのですが、
【やることリスト※】をまず作って、そこからやらないことを抽出するという方法です。

まずは僕の【やることリスト】について書いてみますね。
※やることリストには、やらなければいけないこと、やりたいこと、やると決めたこと、が含まれるイメージです。

【やることリスト】
  • 転職活動
  • サラリーマンとして家を出て帰宅するまで(平日一日あたり最低11時間)
  • 睡眠(5時間以上)
  • 業務報告書の作成(月一)
  • 勤怠報告書の作成(月一)
  • 交通費精算書作成(月一)
  • ブログを書く
  • ゲームする

これも具体的にかけるものだけでよいですが、具体的がよいですね。
(書けないものはとりあえず、ざっくりでよいです)

たとえば 睡眠なら 適度な睡眠 より 5時間以上の睡眠 などとできると良いですね。
【やることリスト】が作成出来たらここから、絶対にやらなければならないこと、絶対にやりたいこと、絶対やると決めたこと、に★印をつけます

【やることリスト】
  • ★転職活動
  • ★サラリーマンとして家を出て帰宅するまで(平日一日あたり最低11時間)
  • ★睡眠(5時間以上)
  • ★業務報告書の作成(月一)
  • ★勤怠報告書の作成(月一)
  • ★交通費精算書の作成(月一)
  • ブログを書く
  • ゲームする

★印がつけられたら、★印をつけた項目以外から、やらないことにしてもいいものに×をいれてみます。
(やることに割ける時間を考えながら。)

【やらないことリスト】
  • ×ブログを書く
  • ×ゲームする

この例では、★印以外のすべての項目を【やらないことリスト】に追加する項目としました。

ここまでできたら、ひとつめの方法とふたつめの方法で抽出した項目をまとめます。
これで【やらないことリスト】の完成です。
(参考までに、対となる、やることリストもついても以下に書いておきます)

【やらないことリスト】(完成例)
  • 要らないもんをメルカリに出す
  • 旅行の写真を整理してflickrにアップロードする
  • 旅行の写真を綺麗に加工するだとか、
  • 紙に書いた大量のメモを整理し直す
  • 歯医者に歯のクリーニングに行く
  • 人生を振り返る
  • ブログを書く
  • ゲームする
【やることリスト】(完成例)※参考
  • 転職活動
  • サラリーマンとして家を出て帰宅するまで(平日一日あたり最低11時間)
  • 睡眠(5時間以上)
  • 業務報告書の作成(月一)
  • 勤怠報告書の作成(月一)
  • 交通費精算書の作成(月一)

なお、完成した【やることリスト】をやろうとすると、睡眠時間を極端に削らないといけないような場合は、まだやることが多すぎるということです。
断腸の思いで、やることリストの一部の項目をやらないことリストに移動して調整して、完成させてください。
(そうするしかないので。断腸の思いでやってください。)

現実的な“やらないことリスト”作成のコツ

とはいえ【やらないと決めたことをやらない】って想像以上に難しいです。

どうしてか?

やらないことリストには【やりたいと思っていること】も含まれているから。

なので【やらないことリスト】には【やりたいこと】をなるべく入れないことが
【やらないと決めたことをやらない】ことには重要かなと思っています。

とはいえ、やりたいことだらけだったら【やらないことリスト】が作れないじゃないか、
ことにもなりかねず…

ここらは難しいのですが
【やらないと決めたことをやらない】ことを実践しやすくする
【やらないことリスト】のコツはあるのかなと僕は考えています。

これも以下に具体例を出して説明しますね。

例)「やりたいこと」が“ブログを書く”だが、時間がないので「やらないこと」にする場合

【“やらないこと”の悪い記述例】
ブログを書くこと

これは悪い“やらないこと”の書き方です。
ざっくりしすぎていて、良くない書き方だっていうこともあるんですが、
これが悪い理由は、ブログを書きたいと思っているのにブログを書くことを100パーセント禁止しているため、
ストレスが溜まって【やらないこと】を守れない可能性が大きくなる
ためです。

【“やらないこと”の良い記述例】
ブログ記事を1週間に2つ以上書くこと

これは良い“やらないこと”の書き方です。
これが良い理由は、ブログを書くことを完全には禁止していないからです。
実質、ブログを1週間に1記事なら書くことをOKとしているため、
ブログを書きたいとう思いは少しは晴れるのでストレスが減ります。
そのため、この【やらないこと】は守られやすくなります。

こんなふうに守られやすい現実的な
【やらないことリスト】の作成を工夫する方法もあるのかなと思っています。

まとめ

やらないことリストが重要な理由は以下の通りでした。

超情報化社会で、誰もが時間が無いから

また、やらないことリストを作成する方法は以下のとおりでした。

  1. まず、やりたいけど、今やらなくてもいいかなと思えるものを書き出してみる。
  2. つぎに、やることをリストアップしてから、絶対やることを決める。最後に絶対やること以外の項目から【やらないこと】を決める。
  3. 1と2の項目を足す。

さらに、現実的な【やらないことリスト】の作成方法のコツは以下の通りでした。

【やりたいと思っていること】を【やらないことリスト】に入れる場合は
そのことを、完全には禁止せず、少しはやれるようにしておく。

ここまで書いても【やらないと決めたことをやらないこと】は、
もしかするとすぐには実践できないかもしれません。

それでも今日、やらないことを決めてやらないことの重要性に気づいただけでも大きな一歩だと思います。

物事のやりかたをいきなり変えることは難しいので
徐々にでいいので【やらないと決めたことをやらないこと】を実践して習慣化いきたいですね。

自戒を込めて。以上です。

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