私なりの、iPhoneで撮影したグルメ写真を美味しそうに見せる画像加工の丸秘テクニック

2012年4月25日

私なりの、iPhoneで撮影したグルメ写真を美味しそうに見せる画像加工の丸秘テクニック

これはちょっとした企業秘密(笑)なのですが、
まぁでも折角(何が?)なので、公開しちゃいます!!

テクニックのまえに座学なのですが、
美味しそうな写真とは、どんな写真でしょうか。

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上と下の写真はどちらが美味しそうでしょうか。
なんとなく、後者のほうが食べたくなりませんか。

美味しそうな写真に必要な要素は、
・立体感
・暖色系の色味
だと私は思っています。

立体感の表現についてですが、
焦点とそれ以外の“ぼけ”があるとこで立体的にみえ、
メリハリのきいた写真になります。
全体がくっきりした写真(全体に焦点のあった写真)は、
綺麗に見える反面、メリハリの無い、平面的なのっぺりした写真に見えがちです。
※立体感の表現については、ぼかし技のほかに、
 光の明暗でも表現できるかと思います。

色味については、よく自宅でとった写真などではありがちなのですが、
蛍光灯のもとで撮影したものはどうしても寒々しく
美味しくなさそうにに見えます。

青っぽい光というはどうも、美味しそうにはみえないのです。
逆に赤っぽい光は、食品を美味しそうにみせます。
スーパーやレストランなどの照明をみれば、うなずけるかと思います。

蛍光灯のものとで撮影したボケの無い料理写真というのが
素人写真に見えるのは、総合的に仕方のないことなのです。。
なので、上手に加工しちゃいましょう!

というわけで、本記事での画像加工
次の2段階の加工になります。

1.ぼかしをいれ、立体的にみせる
2.色調補正で暖色と光の明暗を加え、いいかんじにみせる

この加工作業にはiPhoneアプリを使っていきます。

まず、ぼかし作業には、ここではiQuikDoFという無料iPhoneアプリを利用しますので
App Storeからダウンロードしておいてください。
(バナー広告付きなら無料です。写真には広告は描画されません。)

今回の素材には冒頭で紹介した えびマヨ 画像を利用していきます。

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iQuikDoFで画像を開き、点線の□ボタンをタップします。

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一箇所、焦点とする場所を決め、塗りつぶしてください。
焦点エリアは、あまり広くしないのがポイントです。
ぬりつぶせたら、右下のチェックボタンをタップします。

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焦点以外の部分にぼかしがかけられます。
上のバーの部分で、ぼかしの度合いを調整できますが
ここでは少しだけでよいです。
ぼかし具合がきまったら、
下にある上向き矢印ボタンをタップして画像を一旦、iPhoneに保存します。

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さらに、保存した画像をiQuikDoFで開き、
これに更に、ぼかしをいれ、さらに立体感を出したいと思います。
先ほどの手順と同じですが、
ぼかしのエリアをはじめより、広範囲にしてください。

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一度目同様、ぬりぶつし範囲以外がぼかされますが、
ぼかし具合は一度目より少し強めに設定し、
さらに立体感のある写真に仕上げます。

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仕上げに色調補正をして、できあがり!
色調補正ですが、いろんなアプリがあると思うので、
好きなものを利用すればいいと思うのですが、
ここでは Phototreats というアプリを利用しました。
※Phototreats も無料アプリです。使い方は割愛します。

また、ぼかしのところで今回は2度の加工で
メリハリを強調しましたが、
1度の加工でも問題ないと思います。

今回は画像加工で美味しく見せましたが、
撮影するときに、なるべく良い写真であることには
こしたことはないですね!

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たとえば、ぼかしについては、撮影の仕方によっては
プロでなくても、こんなふうに、いいかんじにみせることができます。
iPhoneでの撮影時、画面をタッチした部分に焦点をあわせるので、
このようなぼかし写真を予め撮影することも、場合によっては可能です。
ぜひ試してみてください。

今回説明したのは私なりの加工表現で、
ほかにも良い方法はいくつもあると思います。
私はこんなかんじでいつも加工してますよーという、お話でした。

ぜひ、あなたなりの表現を楽しんでみてください!

以上です。

テスト環境:iPhone 4S iOS 5.0.x

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