ウェブアプリ VS デスクトップアプリ という観点からの Adobe Air ウィジェット 雑感

2008年11月24日

ウェブアプリ VS デスクトップアプリ という観点からの Adobe Air ウィジェット 雑感

Adobe Airとは何ぞや?というような説明を受ける機会がありました。

Adobe Airは、“Adobe Air ウィジェット”のアプリケーション実行環境です。
(ウィジェットとはデスクトップ上に置かれるアプリケーションの意。)

この“Adobe Air ウィジェット”を“デスクトップアプリケーション”、
既存のブラウザ上で動くシステムを“ウェブアプリケーション”と考えた上で、
ウェブアプリ VS デスクトップアプリ という観点からの私なりの“Adobe Air ウィジェット”の印象をご紹介します。

・Adobe Air ウィジェットは、描画が早い。
  -> ブラウザベースで展開する、ウェブアプリよりも早い。

・Adobe Air ウィジェットは、ローカルでも動く。
  -> ウェブアプリのようにサーバ処理が必須ではありません。
   デスクトップで単体で動くアプリケーション“も”作ることが出来ます。

・Adobe Air ウィジェットは、デスクトップと連携できる。
  -> デスクトップアプリといわれるくらいですから、デスクトップと連携できます。
   たとえば、例えば、デスクトップ上のExcelファイルをAIRウィジェットにドラッグ&ドロップして、
   テーブルでその内容を表示するようなアプリケーションを開発することも可能です。
   ※参考:http://www.atmarkit.co.jp/fwcr/rensai2/airwidget01/airwidget01_1.html

・Adobe Air ウィジェットは、常駐させることができる。
  -> ブラウザとは違い、単独のアプリケーションなので、作りようによっては常駐だってできる。

・Adobe Air ウィジェットで、ウェブブラウズする場合は、ログインまで一気に行くことも可能。
  -> Airアプリ内で予めログイン処理までを内部処理でこなしてしまって、
   いきなりログインした状態でウェブアクセスをスタートさせることだってできる。

・Adobe Air ウィジェットは、ウインドウからデザインするコトだってできる。
  -> ウェブアプリの場合はブラウザというUIの縛りがあるが、
   Airアプリの場合は、ウインドウ自体からデザインできる。

・Adobe Air ウィジェットは、インストーラ1つで、クロスプラットフォームへのインストールが可能。
  -> Adobe Air ウィジェット”は、Windows Mac LinuxといったそれぞれのOSで動く、
   クロスプラットフォームなデスクトップアプリケーションです。
  -> アプリケーションとしては、すごいことだと思います。
   けれど、ウェブアプリと比べた場合は、面倒だと思う。

・Adobe Air ウィジェットは、既存のweb開発言語などで作れる。
  -> “Adobe Air ウィジェット”は、既存のウェブ技術(Flex、Flash、ActionScript、HTML、JavaScriptなど)で、
   開発することができます。
   またウェブアプリと同じくマッシュアップも可能です。
   実際の開発に際しては、DWとFLAはエクステンションで対応。他は、FLEXを利用なのだとか。

色々書きましたが、それでも私はAIRにあまり興味がありません。
いくらウェブアプリよりも便利で優位なところが多いといっても、
アプリを新たにマシンにインストールする、ということ自体が面倒なように思うので。

まぁ用途によるんでししょうが、あくまで自分は要らないな、と思うのです。

終わりに、、、まともな解説は他ページにゆだねるとします。

いまさら聞けないAdobe AIR「超」入門(1/4)- @IT
http://www.atmarkit.co.jp/fwcr/rensai2/airwidget01/airwidget01_1.html

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