ダイキン加湿空気清浄機 ACK70P-W の加湿フィルタを7年ぶりに交換した件
「ダイキンの加湿フィルターの枠が外れない」「ダイキン空気清浄機の加湿フィルターの枠の外し方が知りたい」など、お困りではありませんか?
このページでは、7年ぶりにダイキンの加湿フィルターを苦労して交換した件について書いています。
こんにちわ、きみひこです。年がら年じゅう、加湿空気清浄機を使っております。
春や秋は花粉の空気清浄に。冬は加湿と空気清浄に。夏は冷房で締め切った部屋の空気清浄に…。
1年を通して空気清浄機を使っております。
昔、少し頑張って買ったダイキンの加湿空気清浄機の加湿性能が近ごろ格段に悪くなった気がする…。
もう買ってからだいぶ経つし、加湿フィルターもカルキが固まってものすごく劣化しているからなぁ…と思いつつ、
「加湿フィルターの寿命は10年」と高々にトリセツに書かれていて、頑張って使ってきたものの…
正直、加湿フィルターが限界なのは薄々気づいていたので、交換することにしました。
加湿フィルターの寿命10年の厳しさについて
ダイキン加湿空気清浄機 ACK70P-W のトリセツにはそうあるんですが、実際にもう7年も使ってればボロボロ…、というかカルキでカチカチになってました。
きちんとクエン酸なども使いつつお手入れをしていたらよかったのかもですが、空気清浄機の掃除って想像以上に面倒でして…。
で、加湿フィルタの交換検討の際にネットでも調べたんですけど、同じく「10年は無理やろ」って声の人が多かったですね。ですよねぇ…。
で、今一度、寿命10年についてトリセツを読んだんですけど、こんな注意書きがあったんですね。
交換の目安は、1日8時間で1年に6ヵ月使用し、1ヵ月に1度お手入れした場合で約10年となります。加湿フィルター
の汚れが落ちないときや、加湿量(水の減りかた)が少なくなったと感じたときは交換してください。
1年に6ヵ月、は冬を見込んでいるんでしょうね。
ただ、1日8時間というのを見て「あ。こりゃだめだ」って思いました。
だって加湿のシーズンにご丁寧に8時間ごとに加湿を停止したりなんてしないから。
基本的に加湿シーズン、冬は24時間、加湿しっぱなしです。
ということはですよ?
1年に6ヵ月はまぁそのとおりだとして1日24時間使用した計算に変えると、8時間の3倍が24時間なので、単純に規定の計算より3倍使っているわけですから、10年で交換ではなく、3年と少しで交換、というのが既定の正しい交換時期ということになりますね。
ということは7年なんて既定の倍以上も使っているわけですから、そりゃ加湿能力がめちゃくちゃ低下してても仕方ないですね…(;´Д`)
というわけで、加湿フィルターの交換へ移ります。
7年ぶりの加湿フィルター交換
加湿フィルターの交換なんですけど、実はもう交換すること自体に諦めを感じておりまして、本体ごと交換しようか、なんて思ってたんです。
でもダイキンのこの機種は当時は結構な値段(10万くらい?)したはずなので、7年で捨てるのは僕にはできませんでした。
なぜ諦めていたのか?
もう水のカルキとかでフィルター自体がカチカチだったわけですよね。
で加湿フィルターの交換っていっても「フィルタまるごと交換すればハイ終わり」ってわけじゃなくて、加湿フィルターを挟み込んでる上下の枠を外して、中のフィルターを交換ってかんじなのですが。
7年間一度も枠を取り外したことがなく、カチカチになっていたので、枠が取り外せる自信がなかったんですね。うまく外せずに枠が割れちゃうんじゃないかと。それくらい実感的にカチカチだったので。
それでもフィルターの交換だけなら2000円程度なので、やるしかないかと。
交換してみた
まずは、加湿フィルターユニットの枠を取り外す、という最初で最大の難関です。
加湿フィルターの枠を分解する
トリセツ↑の通り、ツメを矢印の方向に押しながら枠の上下を外すだけの簡単な作業のはずなのですが、これが予想通り、上下の枠が外れない。
ツメは動くものの、ツメを押しながら上下の枠を外そうとしても、枠がカルキで癒着してしまっていて全く外れないのです。頑張って外そうとしても、パカっと枠と枠が分解できず、プラスチックが歪んだ程度。
「これは予想通り…、とはいえこのまま力づくで開けようと、力を少し入れ違ってしまえば、プラスチックが破損してしまうぞ」
想定通りの展開でした(苦笑)
とはいえ、ここで破壊してしまえば終わりなので、慎重に、しつこく、様々なツメからアプローチを繰り返しました。
……
その結果、ごく一部のツメに関してはガリっと枠が部分的に離れました。
ただ、大半のツメの部分の枠は分解できないままでした。
とはいえ、部分的にでも上下の枠の癒着が離せたことに喜びつつ、作業しながらひとつ思い付きで道具を使うことに。
(ぐさり)
ええ。こんなかんじですよ。
まるみのあるステンレスステーキナイフの持ち手の部分の強さと厚みを利用して、枠の間にねじりこませて、そのままツメを押しても開かない部分へスライドさせて、癒着をはずす作戦。
こうすると手で開くときのような極端な力がかかりづらく、かつ、開きたい部分に確実に強い力でアプローチできて、実際に良い感じでした。
ただ、それでもなかなか枠は外れません。
ナイフ1本では足らずに双方向から、スキマにねじ込んでアプローチ。
そうこうしているにち、なんとか癒着している部分で枠が外れる部分がでてきました!
ナイフを使う作戦でも癒着の強さは半端なく、最終的にはナイフの使いかたもこんなふうになり…。
粘りにねばり…
……
………
ついに完全オープン!
無事、枠を破壊することなく、枠の分離に成功しました。
このオレンジが加湿フィルターで、交換対象ですよ。
ちなみに7年ぶりに開いた加湿フィルタ枠の内側は
ドロドロの状態でした(;´Д`)
フィルターの交換の前に、このフィルターをキレイにすべきだなと思い、まずはフィルター枠の掃除を行いました。
この枠の掃除だけでも相当の労力を要しました。歯石のように固まった水垢汚れが多く、単にブラシでごしごしするだけでは落ちないので、先の細い鉄製のピンセットのようなものも用いて可能な限り掃除をしました。
新しいフィルターはこちらの KNME043B4 というものになります。今使っている加湿空気清浄器が ACK70P* ですね。
ずいぶん前の製品にも関わらず、現行製品までこのフィルターが使われているのはすごいなと(笑)
7年使用後と新品のフィルターを比較
古いものは、白くびっしり水のカルキがついてるのが分かります。
ちなみに新しいフィルターを手に持つと、こんなふうにクニャッとなるのですが…
7年使用後のものはこんなかんじです。これくらいカチカチになってしまっています。
新しいフィルターをセットする
枠で閉じます。
枠を上から押すとツメのところがパチンと閉じられます。
これで加湿フィルターの交換作業はおしまいです。
加湿フィルター交換後はどうなった?
交換前は加湿の設定を【高】にしていても
いつまでたっても部屋の湿度が30パーセント台以上になりませんでしたが…
交換後はみるみる上がりました(*^-^)
効果はてきめんでしたよ。
苦労した甲斐はありましたね!
あと、長く加湿空気清浄機使っている人なら分かると思うんですけど、加湿のたびに白い粉が飛ぶこともなくなりました!
これは加湿フィルタに付着していたカルキが原因になっていたと想像します。
結果的にもっと早く交換したかった! と思いましたね^^;
おしまいに
僕のように加湿フィルター10年寿命を信じて頑張って使い続けている人がもしかしたらいるかもれませんが、
冬に24時間加湿をしている場合の加湿フィルターの寿命は3年
というのを、まずは覚えて帰っていただければと思います。(笑)
ダイキンの空機清浄機は性能がいいので大変満足はしていますが、価格が高いのでポンポン買い替えるのも勇気のいる品だと思います。
なので加湿フィルターを交換して上手に長く使いましょ。
加湿フィルターを3年以上交換していなければ、交換をおすすめいたします!
7年も経つと、交換時が大変ですよ~^^;
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まだ汚い空気を吸い続けますか?
枠ごと交換したいわ
割り切ってそれもよいと思う!
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と、ここで現行のダイキンの空気清浄機がどんな感じになってるのか?が気になってしまって、調査してみました(*^-^)
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いまうちで使っている加湿機能付きストリーマ空気清浄機と同等の現行モデルがこちらですね。
昔と比べると、加湿機能付きのダイキン空機清浄機が、ずいぶんお求めやすい価格になったなという印象ですね。
ウェブカタログを見る限り基本的な内容は変わっていないのですが、進化した点としては、ストリーマユニットが2倍になったところですかね。空気の汚れの分解スピードが2倍になるのだとか。
今家にあるダイキン空機清浄機の本体がダメになったら、買い替えるのはこれかなぁと。
あと以前はなかったのかなと思うのですが… 寝室などの小部屋向けのスリムタイプのモデルが出ていました。
これは欲しいなと思っていたので、良いですよね。
そして7年も経てば時代は進化を遂げておりまして…、現行のダイキンの最高峰の空機清浄機も調査しましたよ。
それがこちらの除加湿ストリーマ空気清浄機です。
クロがカッコ良く、見た目がすごくいいですね。惚れてしまいました。
機能に関しては【除湿】が追加され、空気清浄・加湿・除湿ができるようになっていますね。
おまかせ運転では「全自動湿度コントロール」で、目標湿度になるよう、除湿と加湿を自動で切り替え、湿度をコントロールするのだとか…。
除湿器を別に買うくらいなら、これを買うのがいいのかなと思います。
あとは予算次第ですけど…。
狙い目の空気清浄機は?
色々見てきたんですけど、今僕が買うんだったら、加湿タイプのひとつ型落ちの機種がねらい目かなと思っています。
旧モデルはこちら↓↓
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白は在庫終了のようです。お早めに!
最新機種を買うよりより5000~10000円ほど安くなるイメージですね。
価格差をどうみるかは、その人次第かもですが…。
旧モデルといっても新機種と見た目に差異がありません。
というか調査したところ、型落ちを買った人のレビュー記事を発見しまして。
2020年モデル「MCK70W-*」と2019年モデル「MCK70V-*」との比較でしたが、差異が無い、とのこと。
少し前の話とはいえ、これはもう型落ちでいいんじゃないかと思いますね。
ただ旧モデルの在庫は次第に無くなってくると思うので買うならお早めにってかんじですね。
ちなみにこのレビューされている方、うちで使っているのと同じ ACK70P-W をお使いですね!(すこし嬉しい)
内容を見る限り、空気清浄機の中身は、7年前とさほど変わってないようです。
だったら古い機種を大切に使いつつ、加湿フィルターを交換しながら運用ってのもぜんぜんありかもですね。(面倒なら枠ごと交換。)
空気清浄機の進化なんてそんなもんなのでしょうか…?
少し寂しくなってしまいましたが、長くなってしまったのでこのあたりにしておきます。
以上、ご参考までに。