【考察】Adobe Acrobatの解約時に見えたユーザーテスト手法【値引きテクニックあり】
kimihikoです。
約1か月ぶりの更新、しばらくぶりの更新になりますね。
お久しぶりです。
時間があいたのにはいくつか理由があります。
そのうちのひとつだけ理由を言っておくと、
別に新たにサイトを立ち上げたばかりで、そちらにリソースを割いているためです。
個人の活動としては、しばらくはそちらに注力したいと思っています。
とはいえ、このkimihiko techを、おざなりにするつもりはありません。
更新スピードは下がると思いますが、
今後もまごころこめて更新したいと思ってますので
今後ともよろしくお願いします。
以上、余談でした。
それでは本題です。
先日、Adobe Acrobat の有料プランの登録をしまして、
無料で利用できる期間が1週間あったんですが、その間に解約しました。
解約時において、工夫がされてるなぁと気づきがあったので、
とくに注目した2点について書いておきます。
解約理由の選ばせかた
サービスの解約をする際、解約理由を選ばせるのは、よくあります。
Adobe Acrobatのサブスクリプション解約時では
こんなかんじの設問が出ました。
これ自体は見慣れたもので、とくに特筆すべき点もありません。
で、このまま解約を進めると、解約になるのですが、、ふみとどまりました笑
で、もう一度、解約プランを進めると、こんなかんじでした。
気づきましたか?
そうなんです。
解約理由の設問の順番が変わってるんですね。
設問の位置によって、選択される項目に偏りが出ることを防ぐための施策だと思われます。
なるほどなぁと。
最後のお願い
サービス解約の直前には最後のお願いにあうことも、よくあります。
Adobe Acrobatのサブスクリプション解約時では
こんなかんじの最後のお願いが出ました。
注目したのは一番左。
なんと解約検討者に限って、初月割引をする、というもの。
お得感がある(というか実際に得しかない)ので、じゃあ継続してみようかな、、
という気持ちには、なりましたよね。
この手法はなかなかうまいなぁと思いました。
初月のみ割引ってのがミソなんでしょうね。
さすがに永続的に割引すると、ふつうに使っている人が知ったら不公平感は出ますしね。
というわけで。Acrobatの有料プランの導入を検討されている方。
ぜひ、解約を途中まで進めて、途中で思いとどまって
初月割引の特典をゲットしみてくださいね。
Adobe側からしたら迷惑でしかないかもですが、
この記事にたどり着く人もそうそういないのではないかと。
裏技的な方法ですし、いつまで使える技か分かりませんが。
あとがき
ユーザーテストって面白いですよね。
ユーザーの分析や、マーケティングの手段として
購入以外の導線でもいろいろできることがあるんですね。
勉強になりました。
いじょうです。