自転車がパンクっぽいときでも簡単に自分で直せる場合がある【予算100円でOK】
100円で直しましたって話ですよ
パンクっぽいときって?
たとえばこんなときですよ。
- 空気を入れてもバルブ(空気の注入口)からすぐ抜けてしまう
- 空気を入れても自然に空気が抜けるスピードが早くなった気がする
パンクにも種類があるのですが、
これらのような症状場合、詳しくは後述しますが
バルブ内の虫ゴムの劣化が原因のパンクといえます。
2番目の自然に空気が抜けるスピードについては
パンクではないように思えますが、
バブルコアの虫ゴムの劣化が原因で空気が漏れはじめている可能性があるためパンクする直前とも言えます。
このバルブコアの虫ゴム交換は
自分で超低予算かつ時間もかからず直せます。
ショップでやってもらうと手間も時間もお金もかかるので
200パーセントくらい自分でやったほうがいいです(笑)
とはいえ、ぼくも今回初めてやってみましたんで
そのやり方を書いていきますね。
修理方法
修理パーツをゲット
まず、100均で修理パーツをゲットです!
はい。安定のダイソーですね。
色々入っていますが、
パスタのような棒状のパーツが「虫ゴム」です。
色は黒とパスタ色(笑)がありましたが
同じ虫ゴムだと思われます。
それ以外の部品は自転車についている
バルブコア(空気注入口のついた鉄製の部品)と
キャップのセットですね。
バルブコアの組み立て
もともと虫ピンのみを交換する予定でしたが、
修理パーツにバルブコアも入っていたので、
バルブコアごと交換するべく、
まずは買ってきたバルブコアに虫ゴムを装着して
組み立ての準備を行うことにしました。
はじめにバルブコアと呼ばれる金属パーツの先端に、虫ゴムを装着します。
今回、はじめての虫ゴム交換だったんで
調べながら作業を進めてみました。
バルブコアへの虫ゴムの装着は、
「そのままでは通りづらいので水に濡らしたほうが滑りが良くなって交換しやすいかも」
っていう説明をネット上で見かけましたが、
まずはそのまま交換しようとしてみました。
案の定、全然ゴムが入っていきませんww
なので、水に濡らしたほうがいいかもっていうか
水に濡らすのは必須ですね
虫ゴムは必ず水に濡らしてから装着する
なお、バルブコア先端のゴムの余り部分は
あまりに長い場合はハサミでカットするのが良いんだそうですよ。
(個人の感覚ですが2~3ミリ余らせるくらいがいいのかなと)
パーツ全体の構成はこんなかんじです。
これを、虫ゴムの交換が必要な個所のバルブと交換するかんじですね。
バルブコアの交換手順
パンク箇所のバルブのキャップを外し、
トップナットと呼ばれるネジを緩めて外します。(半時計まわり)
経年等でネジが固まっている場合は、工具を利用すると回せますよ。
(すぽっ)
ナットを取り外したあと、中のバルブコアは
つまんで引っ張れば簡単に取り外せます。
虫ゴムがしっかり風化して破れていました…
経年でかなりボロボロ。
何年も虫ゴムを交換していない場合は、
風化したゴムが金属にこびりついてたりするので
爪楊枝など利用して綺麗にこれを取り除く必要があります。
ですが今回は前述の通り、付属の新品バルブコアに
虫ゴムを装着したものを利用しますのでこの手順は省きます。
新品のバルブコアと虫ゴムのセットを装着しました。
なので先端だけ綺麗になったかんじですね(笑
※キャップはこのとき外してました。
あとはこれで空気を入れてみて
空気が抜けなければ交換は完了です。
100均で買ったセットに虫ゴムがたくさん入っていたので
自宅にある2台の自転車の前後の車輪の
すべての虫ゴムを交換しました。
なんせ、虫ゴムなんていままで自分で換えたことなかったし、
バルブパンク予備軍をすべて排除したかったので。
なお、数か所目の虫ゴム交換時に気づいたんですが
虫ゴムを新しく装着しなおしてから、自転車に戻そうとして
バルブボディ※にバルブコアを差し込んだらグニュっていう違和感があって
中を爪楊枝でチェックしてみたら、ゴムの破片が出てきました。
これはよくあることなんだそうで、
古くなったゴムが破けてバルブボディ内に
残っていたりするので、交換作業時念のため
バルブコアを取り外した後に、バルブボディの中も
チェックして中に異物が入ってないか見るといいですよ。
なお、100均で買ってきた虫ゴムセットには、
虫ゴムが8個、バルブセットが2個ついていました。
今回2台の自転車すべてのタイヤ、
合計4か所の虫ゴム交換を行いましたが
それでもまだあと4か所は交換可能です。
本当にお金のかからないお得な修理ですね(笑)
おしまいに
ダイソーの虫ゴムの説明には
月に一度の交換が理想とかかれていました。
こんなの無理でしょう(笑)
こんなにマメなひといますかね。
でもここから分かるのは
虫ゴムは消耗品だよってことですね。
自転車を買った時、そんな大切なことなんて
微塵も知らないわけですが…
ぼく個人的にはめんどくさいので
- 空気を入れても抜けるのが早くなってきた気がするとき
- そういえば数年交換していなってときで連休など時間に余裕があるとき
こんなときにメンテとして交換できればいいなと思いました。