僕が39歳(アラフォー)でフリーランスになった理由【フリーランスは突然に】

2020年3月22日


きみひこです。こう見えて、フリーランス0年生です(笑)

プロフィールページにも書いているのですが、昨年、2019年の後半くらいからフリーランスに挑戦してます。

いま、僕はフリーランスとして日々を過ごしているのですが、2019年の後半より前には、正直こんなことになるとは、少しの想像もしてなかった(笑)

きっかけは、運命的なものでした。

とある常駐先で、運命の出会い

そのときの僕は正社員として、とあるIT企業に所属しながら、クライアント先企業に常駐するかたちで、仕事をしていました。

とあるクライアント先に配属になったとき、同じく外部から来て常駐されている“Aさん(女性)”という方がいました。

その方とはじめてしゃべったときです。

Aさん
Aさん
きみひこさんはSESですか?
はい、正社員で所属している会社があって、
そこからこちらに常駐しに来ています
きみひこ
きみひこ

Aさん
Aさん
そうなんですね~ 私はフリーでここに常駐しています

SESについてはIT業界でひろく交わされる契約形態のことなのですが、システムエンジニアサービスの略で、クライアント先にIT技術者を派遣することを指します。

クライアント先にIT技術者を派遣すること=客先常駐と称することが多いです。

もうすこし詳しく書くと、SESには契約形態が大きく3つあります。

・準委任契約
・請負契約
・労働者派遣契約

SESという言葉だけだと、かなり広義であり、これらすべての契約形態をさしています。以下ページで非常に分かりやすくまとまっていますので、気になる方は読んでみてください。

【リンク】SESとは?契約形態からグレーといわれる理由まで、業界のリアルを解説
【リンク】これでバッチリ!SIerとSESの違いを解説

それからほかにも色々話をしました。

  • そのAさんも、元々は僕と同じように、正社員で会社に所属し、客先に常駐していたこと
  • とある方との出会いがあって、フリーランスになったこと

色々教えてもらいました。

Aさん
Aさん
きみひこさんも絶対フリーになったほうがいいですよ~
ウェブで食っていくならフリーランス一択ですよ~

といわれまして。

正直、目が点でしたね^^;

ずっと正社員としてのらくら生きてきた僕としては「フリーランスなんて、よほど一部のデキる人間がやるもんだし、自分なんて…」って思っていましたから。

ただ正社員ではモヤモヤも色々あったんで、Twitterやブログでフリーランスの方の発信を見ては、羨ましく過ごしている事実もありました。

Aさん
Aさん
私は会社に所属してSESやっている人で、幸せな人を見たことがありません。
フリーランスおすすめですよ~ きみひこさんなら絶対大丈夫ですよ~

とまぁこんなかんじに。

お話をするたび、猛烈な“フリーランスに来いよアピール”がありました(笑) 少なくとも僕はそう感じてました(苦笑)

でもね。普段の僕だったら、人にそんなこと言われて、ああそうですかってホイホイってフリーランスにならなかったと思うんですよ。

でもです。

結果的に、それでホイホイと、僕はフリーランスになっちゃいました(笑)

僕が39歳でフリーランスになった理由


理由なんですが… 以下のとおり。

  • Aさんとものすごく気があってしまって親近感が凄かったこと
  • 正社員という働き方に、うんざりしていたこと

ひとつひとつ詳しく書きます。

Aさんと、ものすごく気があってしまって親近感が凄かったこと

Aさんとは性別も違いますし、全然違うんですけど、これまでの仕事以外の性格面でも、どこか似ている部分があった。

親近感が沸きました。

僕は自分自身を変な人間だと思っていて、そんな変な人間と気が合う人ってあまり居ないんですけど(笑)、珍しく気が合ってしまって、とにかく親近感が沸いてしまいました。(笑)

いろいろ話して、信頼感も沸いていたし。

人をだますような人じゃないと、自分の勘も、そう言っていました。

正社員という働き方に、心底うんざりしていたこと

僕はずーっと長い間、正社員という安定したステータスを持ちつつも、

  • 上長や会社への訳のわからないゴマすりを誘発、上長の匙加減で自分の評価が決まる、人事評価制度
  • 何年たっても上がることのない、低い給与水準

などといった点で、おおむね会社員という仕事生活に絶望しながら、日々を過ごしていました。

なので、フリーランスへの勧誘があったとき、この言葉は現状を打開する「最後のチャンスだ!」と思いました。

とはいえ。とはいえです。

出会って数日しか経っていないAさんの言葉を鵜呑みにして、フリーになるのか。

「リスキー過ぎないか?」

「騙されているんじゃないのか?」

他の人にも言われたし、運命を信じつつも、自分の頭にもそんな言葉は、よぎりました。

フリーになっても大丈夫だと思った理由

それでも大丈夫だと思ったんですよね。理由は以下の通り。

  • Aさんが、幸せそうだったから。
  • Aさんが「絶対大丈夫」「きみひこさんならフリーでやっていける」と何度も口に出して言ってくれたから。
  • 大丈夫じゃなくても、大丈夫だと思ったから。自分を試したかったから。

ひとつひとつ詳しく書きます。

Aさんが、幸せそうだったから。


Aさんも昔、その時の僕と同じように、会社に所属しながらクライアント先に常駐をしていらして、低収入で働いていたんだそうです。

その時にフリーで活動されている方から、声をかけられてフリーになったんだとか。

フリーになってからは断然幸福度が上がったと話されていました。

聞いてびっくりだったんですが、同じ仕事内容でも、手元に入ってくるお金が、2~3倍に跳ね上がったから!だそうで。

Aさんが、あって間もないころにサラりといわれた「会社に所属してSESやっている人で、幸せな人を見かけたためしがない」っていう言葉が重かった。

なぜなら自分自身、身に染みていたから。

SESでは、客先にいるから何かと気を使って大変とかそういう話じゃないですよ。

幸せでない理由としては報酬面…ですよね、もうハッキリ言うと。

SESで働く場合の収入って、正直、安くなることが多い。

理由としては…、正社員として自社に所属しながらSESで働く場合ですが、基本的に自分の給料の原資は、クライアントから売上ですよね。

そのお金は、クライアントから協力会社(何社も挟む場合もあります)を挟んだうえで、自分の所属元の会社を挟んで、ようやく自分の手元に来ます。

自分のフトコロに辿り着くまで、介するすべての会社は、自分の売上の一部をマージンとして抜いていきます。

正社員だと各種税金も抜かれたうえでの給料となるので、自分の手元に入るのは、わずかな金額になるわけです。

フリーになると、自社と税金で抜かれる金額がゼロになるので、単純に報酬が上がります。

その報酬の上がり方も、正社員時代と比べると2倍なんてことは当たり前で、3倍なんて人もいます。

控えめに言って今の自分には、最後の希望でしかありませんでした。

Aさんが「絶対大丈夫」「きみひこさんならフリーでやっていける」と何度も口に出して言ってくれたから。


Aさんは僕からみてとても優秀で、比べると僕は優秀じゃないと心のどこかでは思ってました。

でもそんな彼女が「絶対大丈夫」「きみひこさんならフリーでやっていける」と何度も口に出して言っていただいて、単純にそれで勇気が湧きました。

人の言葉って不思議ですよね…。

エネルギーが沸いてくる(笑) 逆の場合はエネルギーが減退しますが(苦笑)

大丈夫、大丈夫、きみひこさんならきっと大丈夫って、言われ続けると本当に大丈夫なんじゃないかって、

控えめに言って、良い催眠状態に入ったと思います。(笑)

大丈夫じゃなくても、大丈夫だと思ったから。自分を試したかったから。


あとはあれですね。

本当に心底、正社員にうんざりしていたから、ですかね。

失敗はもちろん嫌ですが、失敗してもいいから試してみたい。やってみないと見えない世界もある。

万が一ダメでも、正社員に戻ることもできる。もちろん年齢的に難易度もグッと上がるとは思うんですけど。

それでも、心底、正社員にうんざりしていたから、フリーになったら会社員に戻りたくない一心で頑張るだろうと、思ったところもあります(笑)

正社員の最大のメリットとして、少ないながらも毎月、決まった金額を固定でもらえるってことは重々分かっていましたが、僕の中ではそれ以上に、会社員の高いストレスが大きいことが問題でした。

上司の評価?会社の評価?何それ?

評価を上げるために根回ししたり上司の機嫌をとったり、無用な忖度やミーティングや書類提出の数々…、もう本当に無駄で面倒でイヤだと思っていたから。

大丈夫じゃなくったって、やるしかない。

だって、すでに絶望しているのだから。

「実際にやってみて、身に沁みないと分からない」という自分の厄介な性格でもあったので。

もう、決めました。

おしまいに

理由は以上です!

僕がフリーランスになった理由をまとめると、たまたま出会った、似た境遇で働いてきた気の合う人が、フリーの道へ猛烈プッシュしてくれたから、という大きな出来事が要因でした(笑)

ただそのベースとして、長きにわたる会社員生活への不満、という大きな要因もありました。

ブログでフリーランスのことを書きたいと思っていて、ようやくガッツリ書くことができました!

これからも少しずつ書いていければなと。

何か感じて頂けましたらなら幸いです<(_ _)>

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