フリーランスWebディレクターの案件紹介から参画までのリアルを書くよ【商談対策テクニックも3つ紹介】
きみひこです。ブロガーとは別の顔が、フリーランスWebディレクターです。
このブログで自身の仕事のことについて、深く書くことは今まで無かったんですが、今日は思い切って書いちゃいます(笑)
プロフィールページにも書いているのですが、昨年の後半くらいからフリーランスに挑戦してます。
この記事では、ぼくがフリーランスとして、どんなふうに仕事を得て、報酬を得ているのかを、ぜんぶ書いちゃいます!
僕がフリーになったきっかけ
はじめに、僕がそもそも「なぜフリーになったのか?」ってところもサラッと書いておこうかなと思ったんですが…、ぜんぜんサラッといきませんでした。(苦笑)
めちゃくちゃ長くなってしまったので、別記事にしました。(関連を参照)
興味があれば読んでみてください!
自分でいうのも恥ずかしいですが、かなり熱を込めて書いた記事なので、割と必見です(笑)
フリーランスの仕事探し
フリーになったら、まずは仕事探しです(笑)
はたらかないとお金が入ってこないのは、会社員もフリーランスも変わりませんからね。
というか、
会社員と違って、固定給はありませんし、基本的には後ろ盾となるものが自分の実力しかないわけですからね。
フリーといえば、自分の営業力で仕事取ってきてドヤ!って感じに思われるかもしれませんが、今はそんな時代ではありません。
今は便利なことに、自分の代わりに営業活動をしてくれるサービスがいくつもあります。
いわゆるエージェントサービスですね。
転職業界では転職エージェントが当たり前に使われる今日この頃ですが、フリーランスでも案件を紹介してくれるエージェントがたくさん存在しています。
今回、フリーランスとして活動してくにあたって、案件を紹介してくれるエージェントを利用しました。
レバテックを選んだ理由
エージェントサービスって、たくさんあるので正直、迷います。
迷ったうえで、レバテックという会社を使うことに決めました。
なぜレバテックを使ったかというと…
フリーランス界隈で聞くエージェントサービスでも、おそらく1番の知名度なんじゃないでしょうか。
案件数も物凄く多いっていうのも聞いてましたし、とりあえず問題ないだろうということで、決めました。
初回登録の流れ
さっそくウェブから登録して、渋谷の事務所にお伺いしました。
おしゃれなオフィスです。対応されたのは女性で、カウンセリングがはじまりました。
カウンセリングですが、とても丁寧な対応だったことを覚えています。
ぼくはフリーランスとして経験もなかったですから
「この経歴でWebディレクターとしてやっていけるか?」
「単価の相場はどのようなものか?」
など、気になるところは色々聞きましたが、こちらの疑問点は、聞けば何でも答えてくれます。
もちろん言えないことは、言えないと回答くださいます(笑)
数十分で、カウンセリングは終了しました。
これで登録完了となり、会員専用ページの説明などをきいて、その日は終了でした。
案件の紹介はこんなかんじ
案件の紹介については、カウンセリングの段階から、希望に合ったものを、その場で印刷して見せていただいていました。
案件の内容としては、クライアント先に常駐して作業する案件が多めなのかなと思いましたかね。
ただ慣れてくれば、リモートワークに移行したり、勤務日数を少なめに調整したり、調整しやすいのかなという印象でした。
登録完了後には専用ページにアクセスできるようになるので、基本的にはそこで紹介を受ける形となります。
面談時の担当(カウンセラー)とは、その後も電話やメール、LINEなどで、やり取りもできてあんしんでしたかね。
いろいろ臨機応変に連絡先を使い分けることもできますし、よいのかなと思いました。
案件紹介から商談までの流れ
具体的なサービス利用の流れをまとめてみました。
- カウンセリング
- 案件の紹介を受けて(応募、辞退)アクションをする
- クライアントのアクションを待つ
- 商談日の決定
くわしく説明します。
カウンセリング
希望条件をざっくばらんに話します。
やりたい業務内容や金額感の相談をします。
よくわからなければ色々聞いてみるのもいいかと思います。
案件の紹介を受けて(応募、辞退)アクションをする
カウセリングで希望した条件にあわせて、専用ページにどんどん紹介案件が上がってきます。
良さそうだと思ったらどんどん商談希望の連絡をします。
連絡といっても、ボタンをポチるだけなので非常にかんたんです。
もちろん興味のない案件だったら辞退でOKです。
辞退の場合は具体的な理由を書くこともできます。
案件を探していると、「やっぱり希望条件変えたい…」なんてことがあったんですが、メールで連絡したら、きちんと変更してもらえましたよ。
商談希望の連絡をしたら、先方(クライアント)の回答を待ちます。
クライアントのアクションを待つ
お見送りが多い場合もありますが、先方も色々な人と比べていますから、仕方がありません。
お見送りが多いから…といって、ふさぎこむ必要はないですよ。
どんどん気になる商談にアプローチしてくのが、より早く、よい案件に辿り着くポイントですかね。
商談日の決定
先方から商談希望の連絡が来たら、いよいよ商談(面談)ですね。
商談する日を決めるのもすべてレバテックのエージェント経由です。
商談希望日をエージェントに伝えるだけで、自分とクライアントが直接やりとりすることはありません。
商談から契約までの流れ
商談日が決まったら、商談場所でレバテックの営業と待ち合わせをして、その方と同席での商談という流れになります。
商談と書いていますが、ようは面談ですね。
面談はぼくも緊張しますが、誰でも緊張するものなので、心配はいりません(笑)
特に、はじめてフリーランス案件で面談される場合において、僕が何回か経験して思ったことで、知っておいてもらいたいのは思うのは、正社員採用の面談とは、ちょっと違うということ。
そこを押させておくと、失敗が少なくなるかもです。
フリーランス案件での商談ポイント
- 経歴紹介は要点を絞って簡潔に。(1~2分で話すくらいの気持ちがベスト)
- 時折、先方の顔の表情を見ながら、話す。
- 何か質問は?に困る場合は、先方から聞いた話を深掘る。
ひとつずつ解説しますね。
経歴紹介は要点を絞って簡潔に。(1~2分で話すくらいの気持ちがベスト)
経歴紹介って、自分の書いた経歴書があって、それをベースに話すじゃないですか。
でもアラフォーの僕なんかの経歴書って、そりゃあ長いわけです(笑)
逆の立場になったら分かるんですけど、長~い経歴書に書いてある内容をそのままつらつら読んでも相手は退屈でしんどいだけです。
それだけじゃなくただ読んでいるだけでは「ただ読んでるだけじゃん」とマイナス評価にもなります。
とくにフリーランスの案件での面談にでは、かなり絞り込んで話すほうがよいです。
たとえば最近のもので、かつ、案件の内容に絡んだ部分だけを、かいつまんで話すとか。
短くすればするほど良い、というわけでもないですが、できるだけ伝える要素を絞り込んで、要点を伝えるのが良いのかなと思います。
時折、先方の顔の表情を見ながら、話す。
商談はコミュニケーションです。
自分が言いたいことだけ言って、おしまい。それだとコミュニケーションになりませんし、面談になっていません。
とくに面談慣れしていないと、緊張やテンパリで、資料に目を落とし続けたり、自分でも何をしているのか分からくなったりしがちです。
そんなふうになったりしますし(笑)
とにかく、じっくり落ち着いて、時折、クライアントの表情にも目を向けるようにしてみましょう。
「自分の話を理解していそうか?」
「退屈そうにしていないか?」
相手の表情を見ることで、いろいろ見えてくると思います。
また相手の理解度や状況にあわせて、自分のペースで面談をすすめやすくなるはずです。
落ち着いて商談を進行するためには、事前に経歴書に話すべき部分に書き込みを入れて、話す内容を整理しておいたり、実際に声を出して面談の練習をしておくといいかも。
ていうか、僕がそんなかんじなのですがw
何か質問は?に困る場合は、先方から聞いた話を深掘る。
「さいごに、なにか質問はありませんか?」
面談の最後にとくによく聞くフレーズです。
「ありません。」 と答えるのは、あまりにも勿体ないです。
案件に対して興味が無いとも受け止められませんので、何か質問するようにしましょう。
「何を質問すればいいのかが、わからない…」
もしそんな状態であれば、そもそもクライアントに関する事前情報の収集が足りていないです。
とはいえ事前情報をしっかり持っていなくても、質問しやすくて、なおかつ心象の良い質問があります。
案件への興味を彷彿させ、プラスの評価に働きやすく、おすすめです。
あとは実践あるのみですね。
そのほか商談で重要になってくること
あと商談のポイントではないですが、商談が成功する重要な要因のひとつが、タイミングですね。
たとえば、「先方が欲しい人材と受け入れ時期がたまたま自分の希望ともマッチしていた」という場合。
商談が成立する確率は非常に高くなります。仮に、あなたのスキルがそれほど高くなかったとしても、です。
参加する案件(参画するといいますが)は、タイミングで決まるもの、と考えておくと、心理的にも楽になって、おすすめかもです。
あと、これも僕の経験になるんですが、並行で商談をしていて、1か所の商談が成立して、もう一か所の商談が回答待ちだったことがあります。
成立済みの商談の先方に、「もう一か所の商談が回答待ちだから、正式回答を待ってほしい」って言ったことがあるんですが、結果的にロクなことにならなかったです。
待たせる=商機を逃す
ってことにもなりかねず。
案件とタイミング、については心に留めておくと良いと思います。
実際に案件に参画してどうだった?
僕は今までも客先に常駐するかたちで働くことが多かったので、会社員時代と基本的には変わらず、なかんじでした。
ただ、これまでより手元にくる金額が上がっているためにモチベーションは上がりますね。
もちろん、フリーランスは会社という後ろ盾がないという事実を踏まえて、より戦略的に、自然と本気で生きている感覚がありました。
もちろん、いい意味で。
レバテックの評価は…?
業界最大手ということで使ってみたレバテックですが、使ってみた率直な感想を書いておきますね。
レバテックのここがよかった!
一連の対応ですが、早いし的確でした。とくに不満はなかったです。
ただし、エージェントも人ですので、当たりはずれはあるのかなという感じはしましたかね。
ただこれはレバテックだけの話じゃなく、あらゆる会社や日常で起こりえることですので、評価の観点には入れないでおきます(笑)
あと良かった!というか「助かった!」というところですが、支払サイクルがめちゃくちゃ早いところが良かったですね。
支払サイクルというのは、会社員でいうところの給料日です。
レバテックの場合、月末締め、翌15日の支払いサイクルです。
レバテックのダメなところ
登録、面談、案件探し、商談、案件参画、案件終了まで一通りサービスを利用してた来たんですけど、
本当に、とくに悪いところって見当たらなかったんですよね。本当に。
あ。でもひとつありました。
エージェントサービス利用者側のぼくらは、エージェントサービスを無料で利用することができますが、
実際には僕らは、マージンという名の手数料として、見えないお金をレバテックに支払っています。(抜かれています。)
分かりづらいと思うので図解します。
案件に参画するとクライアントはレバテックに対して費用を支払います。
僕たちはその費用の一部を、契約時の月単価(報酬)として、案件紹介元のレバテックから報酬として受け取ります。
僕 ← レバテック ← クライアント
その際、レバテックはクライアントの売上の一部を抜いています。(抜いた後の金額が、契約上の月単価です。)
マージンを取ってるから「レバテックはダメだ!」といっているのではありません。
エージェントサービスが、そもそもそれで商売をしているから、これは当たり前のことです。
ただこのマージンがいくらなのか?何パーセントなのか?通常、僕たちに開示されることはありません。
でもやっぱり気になるじゃないですか(笑)
それで僕、サラッと担当の方に聞いてみたんですね「さしさえなけれ、だいたいで結構なんですけどマージンはどのくらいなんでしょう?」と。
そしたら…。
やっぱり教えてもらえませんでした。(笑)
なのでダメなところを、しいていうなら、「マージンが分からないところ」ですかね(大笑)
いや、でもこれはレバテックだけじゃなくて、他社でも大半が教えないと思います。
おしまいに
正社員を退職することを宣言してほぼ1か月で、会社に雇われずに案件をゲットしてフリーランスとして働き報酬をもらう。
これを当たり前にできていることがウソのようです。
案件への参画から報酬の受け取りまでを経験して、ようやく1つのサイクルを終えた感がありますね。
そのときどうだったか? フリーになってみてどうだった?
「フリーランス、サイコー!」なんて誰にでも言えることは言いませんよ(笑)
フリーランスといえど普通に働くは働くので、労働という意味では同じなので大変は大変です。
報酬に関しては、正社員と比べると、手元に入る金額はかなり多くなるのでもちろん嬉しいんですけど、
案件と案件のあいだが空けば無収入となりますし、税金を自分で払っていかないことを考えるとなどを考慮すると、全く手放しでは喜べません。
ですがとにかく僕はフリーになって、本当に「今を生きてる!」っていうかんじが控えめにいって最高ですかね。
会社の規則や評価に縛られることが無くなったことも、めちゃくちゃよかった。
メリットもデメリットもありますが、総合的にやっぱりフリーになってよかったかなって思います。
もしこれを読んでるあなたもフリーに興味があるならトライしてもいいし、しなくてもいいです。
絶対フリーになるべき!なんて、口が裂けても僕は言えません。
将来的にどちらが後悔がないか?の視点で選択してみるといいかもですよ。
何かがあなたの心に響けば幸いです。
以上、きみひこでした。
レバテックを見てみる↑働き方で、人生は変わる。↑
以下は参考ですが、フリーランスのお金の不安を解決するサービスを使ってみた際の記事です。