【保存版】レクサスHS250h の補機バッテリーを自力で交換したので、作業時に得たすべてのノウハウを書き残しておく

Toby ParsonsによるPixabayからの画像 ※イメージです

前談:車のエンジンがかからなくなった。

先日、自宅の駐車場から車を発進させようとしたら
車の電源が入りませんでした

今までもたまに一度では入らないようなこともあったんですが、
何度か試せばついていたので、こんなもんなんかなと
大して気にしていなかったのですが、
今回は本当にダメになってしまった。

どうも症状的にバッテリーが上がってしまったようでした。
また中古車でもあるので、寿命の可能性もある。
困ってしまいました。

参考までに少しだけ解説すると
ハイブリッド車にはメインのバッテリのほかに、
補機バッテリーというのが搭載されていて、
それがダメになってしまうと、
メインのバッテリが正常でも、車を動かせなくなる、ようです。

実はバッテリー上がりに遭ったことが今までなくて、
そうそう上がるもんじゃないと思っていて、、
まぁ自業自得ですね。

で、安い保険にしか入っていなくてロードサービスは無く、
周囲に頼める人脈もなく。

一応ディーラーとかメーカーとかJAFとかで震えながら
きいてみたんですが、とりあえずレスキューにきてもらって
バッテリーを起動してもらうだけでも、ん万とかかかってしまう。

しかもバッテリー自体の寿命の可能性も高かったので、
もしそうだとしたら、来てもらって、ん万払っても
バッテリーがダメならまたすぐ、起動しなくなるかもしれない…。

ということで、バッテリーの交換やな…と。

バッテリーの交換となるとバッテリの費用もかかってくるので
さらに高くなる…

トヨタのハイブリッド車 補機バッテリーの交換時期は?価格は高いの?
https://kuruma-nandemo.com/hybrid-hokibattery/

バッテリーをディーラーで交換する人は多いと思いますが、プリウスやアクアなどの小さいサイズ(S34B20R)でもディーラ交換であれば工賃込で3~4万は普通にします。

参考までに上記のとおり、
プリウスクラスでも4万ほどするとのこと。
他でも同様のページを見つけました。

それだったらうちのは…もっとするはず…
そんな予算はないので、ディーラーにもきかず、
もう自分でやる方向になりました。

では、本題です。

まずは補機バッテリーを買う

ハイブリッド車用の補機バッテリーも種類が結構細かくあります。

ディーラーに聞くと早いのかもしれませんが
僕は自分で調べてしまいました。

調べ方はなんでもいいのですが、自分の車にあったバッテリーを
間違いなく見つけて、購入することが重要です。

レクサスHS250hの場合は、
パナソニックの S55D23R/H2 というのが適合しており購入しました。

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Yahooショッピングで買ったお店は
廃バッテリーまで無料で回収するチケットまでもらえてお得でしたよ。

パナソニックのカーバッテリーを購入するときは、
以下サイトが便利です。便利というか
補機バッテリー買うときは必ず検索して
自分の車に適合しているかチェックしてくださいね!

バッテリーの価格だけやと
ポイントやら考えると2万円切る価格もあったので
やはりディーラーなどでやってもらう場合は
相当工賃をとられるんだなと(´・ω・`)

安さを求めるならまずは価格コムというのが
もはや王道かと思いますが、
価格コムを参考にしつつも、もっと安くする方法もあります。

それは人によるとは思いますが、
うちの場合でいうと、携帯会社でソフトバンクを使っているので
yahooショッピングを使うとポイントバック(Tポイント)が非常に多いので
実質最安のyahooショッピングで購入しました。

■参考:ポイントアップ倍率(現時点)
・Yahooカード利用で3倍
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・ソフトバンク利用で5倍
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▲到着した実物はこちら。
アラフォーにして初めてバッテリーを持ち上げたのですが
めちゃくちゃ重量があります。愛犬のトイプードル3匹以上の重さです(約15kg)
なかにはみんな大好き硫酸が含まれているので、傾けは禁止です(´・ω・`)

バッテリー以外にも、必要なものが色々ある

バッテリー以外にもいくつか必要なものがありました。

まずは、メモリーバックアップのためのツール。

これは、バッテリー入れ替え作業中に、電源が無くなってしまい、
ナビやシステムの情報がリセットされてしまうのを防ぐために
交換中にバッテリーの代わりに一時的に給電してくれる代物です。

ぼくは評判のよかったメモリーキーパーという製品を買いました。


実際に買ったのはこちら。

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Amazonだけ限定のレッドカラーが売ってます。
色見の違いだけだと思いますが…こだわる人は(笑)

楽天とYahooの場合、激安カー用品 Webいち店というのが
よいですね。安いし評判もよいので。
バッテリーはここで買ったのでおすすめしておきます笑

この製品、車についているOBDII端子に
接続をして給電をするツールで必需品なので買いました。

メモリーキーパーには
別途6本の単四アルカリ電池が必要
なので、それも買いました。

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Panasonic好きなのでエボルタを見繕っておきました笑

このメモリーキーパーのように
OBDII端子を使ったバックアップ“以外”のバックアップの方法としては、
車体からのプラスマイナス端子に
バックアップツールの端子を直接つないで
給電するタイプのツールがあるのですが、
その場合、作業者とバックアップツールとの距離が近いため
バッテリー入れ替え作業中に誤ってバックアップツールの接続端子に触れてしまい
外してしまってメモリを消してしまうリスクがあるようで、
今はこちらのOBDII端子を使う方法が人気があるようですよ。

あと、工具が必要になります。

これも車やバッテリー、作業者の好み等によってさまざまです。

レクサスHS250hの場合ですが、実際やってみた感想では
ラチェットレンチがいいのかなと思いました。

このレンチも値段はピンキリなのですが
結論から言うと100キンのものでも充分いけました

僕はダイソーでラチェットハンドル(200円商品)と、
ソケットレンチ(100円)というのを買いました。
(ラチェットハンドルにソケットレンチをつけると、
ラチェットレンチになる)

もうひとつ、必要な工具はメガネレンチです。
うちには、しょぼいメガネレンチっぽいのが
転がっていたのでそれでいくことにしました。

あとは、もっと細かいものになりますが、ゴム手袋が必要です。

それなりの電気製品を扱うので
万が一のためにゴム手袋着用が求められています。

また、これも万が一のためですが、
保護メガネの着用も推奨されています。
…が、ぼくは普段からメガネをかけているので
もうそれが保護メガネってことでいいや、ということにしました。
(おすすめはしませんw)

他にも、実際のバッテリー交換の際には
あったほうがよいだろうなというものはありますが、
適宜書いていこうと思います。

バッテリー交換前の準備作業 その1

まずは、バッテリーの露出ですね。
補機バッテリーは、トランクルーム内部の裏側にあります。

まずはトランクルームを開けるとこから。
電力系が停止していると、リモコンではあかないので手動であけます。

リモコンに、メカニカルキーというアナログキーがついてるので
それで開けます。(トランクルーム扉の左側裏に差込口があります。)


▲トランクルームにモノがあったらすべて出してからっぽにします。
その後、下のマットの取っ手をもって、マットを外すと、
工具っぽいものとケースが出てくるので、そのケースごと取り出します。


▲交換用のタイヤが出てきます。
背面シートの右下にひっぱれそうな帯があるのでひっぱります。


▲すると、中から補機バッテリーがお目見えします。
これでバッテリー交換の下準備が出来ました。

【補足】
夜間作業のため、キャンプ用のライトや
懐中電灯を持ちこんでいます。

バッテリー交換前の準備作業 その2

バッテリー取り外しの前の重要な作業、
メモリーキーパーによるメモリの保護作業へうつります。

IPhoneのバックアップみたいなもんですね。
いやちょっと違うか…


レクサスHS250hの場合は、OBDII端子は運転席の下の方にあります
足元にかがみこんでみるとすぐわかります。
(コネクタの差込口の位置は車によって様々です)

電池を入れたメモリーキーパーを差込口に接続したら
車外からでも見えるダッシュボードの上に置きます


と、ここで問題が発生です。
つないだ段階で、点灯しているランプが電池マーク回転矢印マークでした。
電池マークは電力充分な電池が入っていることを示しており
回転矢印マークはメモリーキーパーから給電していることを意味します。
そして中央のバッテリーマークが消灯していることは
バッテリーから給電していない、もしくは限りなくバッテリーの電力が
ゼロに近い状態
であることを示しています。

説明書にはこうありました。
バッテリーマークが消灯している場合、
メモリーが既に消去されてしまっている可能性がある、と。

やばすぎる状況でしたが、作業を続けるほかありませんでした…。

あとは車内から荷物は持ち出して、ドアを閉めたら準備完了です。
メモリーキーパー作動中はドア開閉NGのため。[説明書より])

このあとの取り外し以降の作業は
このトランクルームの中にガッツリ入っての作業となるので
汚れてもよい服装に着替えたほうが良いです。

古いバッテリーの取り外し作業

ようやく、バッテリーの入れ替え作業に入ります。
まずは、取り外しから!

メモリーキーパーで保護できる時間は約30分とのことで、
いきなりタイムリミットありの切羽詰まった状況。

予めシミュレーションしていたので想定済みですが、
バッテリーがほぼゼロの状態であるのは想定外。

今回、撮影しながらの作業もあり、
慣れないことをやるので、時間はいくらでも欲しい状況でしたが、
まぁ状況は変わりません。やるしかない。


まずは、ガス抜き用の管を手前に引き抜きます
少し力を入れてまっすぐ抜きます。

この管はバッテリー内部で発生する有毒ガスを
車外に排出するための重要なものだそうです。

このガス抜き用の管は、
トランクルームの裏側にバッテリーが積まれているため、
有毒ガスが車内に侵入するのを防ぐためのもので、
ハイブリッド車特有の機構なんだそうですよ。

ガソリン車ではエンジンルーム内にバッテリーがあるので
有毒ガスが自然に車外に出るのでガス抜きの管は
必要ないんだそうです。


次に、ステーと呼ばれる、バッテリーを固定する器具を外します。

バッテリー上部の中央に渡されている棒状の鉄板ですね。
まずこれの端っこについてるネジを緩めます。
ここは手持ちのしょぼいレンチでやりましたが
めちゃくちゃ作業しづらかったので
ボックスレンチっていうんですか?そういう
もっと高度なレンチがあると作業しやすいと思いました。
ちなみに、ネジの先が長いので
手持ちのラチェットレンチは使えませんでした

ネジははじの固い部分を超えればあとは
手でスルスルと回すと早いですね
また、外したネジは失くさないように注意!!

失くす自信がある方は、ステーを緩めてネジは
外さないままでの、バッテリーの入れ替え作業もできなく
は無いと思いますが、やりづらくはなると思うので
僕はネジも取って、ステーを外しました。
もう片方にはネジはないような機構になっていたので
そのまま外せました。


(参考)外したステー。

作業の順番については色々あるようです。

先にステーを外さないほうが
プラスマイナス極の接続を外すとき
グラつかず良いなんていう情報もあります。

あるのですが今回でいうと
バッテリーは縦に入るようになっていて
先にステーを外したほうが、奥のプラス極を外すときに
作業がしやすいかなと思ったため
先にステーを外しました。

バッテリーの設置場所、設置方向や、配線の出方は、
メーカーや車種によって違いがあるので、
このあたりはケースバイケースでいいと思います。


いよいよ、端子部分ですね。
先にマイナス側を外します
マイナス側から外すことが鉄則と覚えておくこと!
(ここはケースバイケースではないので守ってください)

プラケースで保護された赤いほうがプラス極なので
カバーの無い銀色のほうがマイナス極です。
ネジは反時計回りまわすと緩みます。
普段やらないから、案外こういうことでも悩みました。
ネジを緩められたら、上に持ち上げて外します。
なお、ネジのサイズは10mmでした。


次にプラス極です。
赤いカバーを開けて、ネジを緩めてはずすのですが
マイナス側とちょっと形状が違うようにみえるので
戸惑った僕は上のネジを外しにかかってしまいましたがそれは間違い

マイナス極と同じく、
バッテリー本体のプラス極を挟んでいるものの
横にあるネジを緩めて、上に抜きます。

バッテリーの設置向きと配線の関係で
ラチェットレンチを入れづらかったですが、
頑張ってやりながら慣れるしかないです。

やりづらい状況での作業だと工具を下に落としてしまったりしかねません。
落とすと結構大変かもしれないので注意して作業してください。

プラス極を外した時点でバッテリーからの給電は完全停止するので
メモリーキーパーからの給電が正常に動作しているか本来は確認すべきです。

ですが今回はスタート時点から、
メモリーキーパーから既に給電が始まっているようでしたし、
トランクルームから出るのも面倒に思って、確認しませんでした

ここまでできたらバッテリー本体の取り外しが可能です。

新しいバッテリーの設置と接続作業

古いバッテリーを取り出して、新しいバッテリーを入れます。

なのですが、冒頭にも書いていたとおり、
バッテリーはなかなかの重量があります。

腰を丸めてのトランクルーム内でこれを持ち上げつつ
引き出すのは結構大変なので、落ち着いて力を入れて取り出してくださいね。
もちろん変な方向に倒したりしないでください。


バッテリーを取り外すと、きれいさっぱり。


次は新しいバッテリーの投入です!
バッテリー端子(突起部)が向かって左側になる
この方向で入れます。

無事バッテリーの設置場所に乗せられたら
配線系を元に戻します。
外すときとは逆の順番で接続していきます。

プラス極⇒マイナス極⇒ステー⇒ガス抜き管

となりますね。

前述のとおり、
プラス極⇒マイナス極の順番はマストですが
それ以外は、変えても大丈夫です。

マイナス極を接続した時点で
電気系統の回復を感じました
パッと、トランクルーム内があかるくなって
見上げるとトランク内の電灯に明かりが…( ´ ▽ ` )ノ
めっちゃうれしかったなぁ。

ただこのマイナス極を繋げる際に、
状況によってはスパークすることもあるのだそうで
念のため十分注意してくださいね。
(今回の作業では全く何も起きませんでした)

電源が回復すると安心して気持ちが緩んでしまうかもですが
ステーの取り付けや、ガス管の取り付けなど
非常に重要な復旧作業、それ以外にもまだまだ残っているので
最後まできっちりやってださいね。

新バッテリーへのガス抜き管の取り付けは少し力を入れて
カチっと挟まった感が出るまでしっかり押し込んで
ください

接続が完了したらシート類を元に戻して
トランクルーム内の作業は完了となります。

蘇生したのか

まずは運転席側に戻って、メモリーキーパーを確認しましょう。


見えづらいですが、中央の
バッテリーマークに光が点灯してます( ´ ▽ ` )
また、メモリーキーパーからの給電を示す
回転矢印アイコンのランプは消灯しており、
正常にバッテリーから給電されていることが確認できました。

問題ないのでOBDII端子を抜いて
電池を取り出してメモリーキーパーは片付けましょう。

OBDII端子を抜くときは左右の突起を押しながら
抜くのですが結構固かったです。
説明書をみながら慌てずぬいてくださいね。

総仕上げにシステムチェックを行うために
電源ボタンを押して、ハイブリッドシステムを起動しましょう。

とりええず、うご、、

なんだかいつもと違う。。?

真っ暗だった表示系統のいくつかに光がともり、
時計も表示されたのですが、時間が全然違う時間になっていて、
計器もなんかデフォルトのような表示…

やっぱりメモリ、ダメだったかー。
まぁでもそこは仕方ないか、諦めてたし…。

READYが点灯すればハイブリッドシステムの正常起動なのですが、
点灯してません。

そういえばまだエンジンもかかっていない。。

なんかおかしいのでもう一度
ブレーキを踏み込みながら電源をプッシュ。

まだ何か普段とは違う様子でした。
が、バッテリー復旧で、確実な手ごたえはあります。

そういえば…

サポートの方に聞いた情報のうる覚えなのですが
システム復旧後は、電源ボタンを1回か、何回かは失敗するって
いっていたような…。

もう一度。

来た!

ぶぅおおおおおーーん……

その言葉の通り、3度目でエンジン来たー!
READYも点灯

そして… 時間もメモリもすべて正常。

あれ…メモリ消えてなかったんだ…


あれ?涙が…

記憶喪失だった子供の記憶が戻ってきたようで嬉しくて。

。。。

手際が悪すぎで、かつ撮影しながらの作業で、
バッテリーの入れ替えに要した時間は30分は越えてましたが、
結果的にメモリキーバーによる保護は成功していました

というわけで、瀕死のバッテリーでも諦めずに
蘇生を試みる価値はある
と思いました。

結果的に、苦労はしましたが
実質、ディーラー価格の三分の一くらいの費用で
補機バッテリーの交換ができました。

もちろん自分で交換した場合は
何があってもすべて自己責任となりますが、
その点納得していれば自分で交換するのは結構良いと思いました。
(車の勉強にもなりますし笑)

最後に紹介した商品をまとめておきます。

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おしまいです。