格安SIM業者より大手キャリアのほうが安くなる場合もある

2018年10月3日

PexelsによるPixabayからの画像

たとえば、ソフトバンクを利用中で、こんな場合。

・通話をとてもよくする。(通話先はいろいろ)
・ハートフレンド割引適用中。
・月月割を受けながら、2年ごとにiPhoneを新機種に分割購入で買い替える。

■通話をよくする。(通話先はいろいろ)な場合。
格安SIMでは一般的に、音声通話については安くない傾向にあります。
LINE電話など、特定のアプリや機能に絞って通話するとにより、
無料になったり安くすることはできますが、
様々な相手によく電話をする場合は安くしにくい傾向にあります。
一方、ソフトバンクなどのキャリアの場合、
いつでもどこにでもどれだけかけても完全定額のプランがあります。

■ハートフレンド割引適用中。
ソフトバンクには、ハートフレンド割引というのがあります。
身体障害者手帳、療育手帳、精神障害者保健福祉手帳、特定疾患医療受給者証、
特定疾患登録者証、特定医療費(指定難病)受給者証いずれかの交付を受けていると
一定の割引が適用されます。

■月月割を受けながら、2年ごとにiPhoneを新機種に分割購入で買い替える。
ソフトバンクでは、新機種を分割購入するとき、ある程度のプランに加入していれば
月月割(新スーパーボーナス)という割引で、通話料・通信料を割り引くサービスがあります。
状況に依りますが、結構な割引を受けられます。

上記すべて当てはまると、
LINEモバイルなどの格安SIMの料金と、現状のキャリアの料金価格を比べて、
同等もしくはキャリアのほうが安くなる場合もあります。

つまり、
障害者手帳などを持っていて、
いろいろなところに電話をよくして、
2年ごとに新機種を分割購入し、2年間はその機種を使い続ける人は、
キャリアのままでもいいかもしれません。

他にもそのままキャリアを使っているほうが安い場合もあるかもしれません。
また、昨今の格安SIM業者の台頭で、
今後キャリアのほうが、さまざまなサービス攻勢してくる可能性も十分あります。

格安SIMが話題になる昨今ですが、
現状、キャリアを利用している方は実際に乗り換えてしまう前に、
念のためしっかり現状確認と、乗り換え後の試算をしたほうがよいと思います。

面倒ですが契約すると長く続くことですので
ぜひ一度考えてみててくださいね。

※乗り換えに際してはさまざまな注意点がありますが
この記事ではその話はしません。

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